+9の授業 / 演習 07

カメラ制作の基本手順

この演習で使う座学

01 / 基本手順

カメラ制作の基本手順

  1. 1
    ショットの目的を決める

    何を見せるのか?を決める座学 09カメラワーク基礎

    キャラクターの感情

    アクションの全体

    敵との距離

    重要なアイテム

    場所の広さ

  2. 2
    ショットサイズを決める

    目的に合うショットサイズを選ぶ座学 09ショットサイズ

  3. 3
    アングルを決める

    人物を強く見せるのか、弱く見せるのか、
    客観的に「どう見せるのか?」を考える座学 09カメラアングル

  4. 4
    焦点距離を決める

    広角、標準、望遠のどれが
    場面に適しているか?を考える座学 09レンズと焦点距離

  5. 5
    構図を整える

    余白や映るものの情報量などを確認座学 09画面構成

  6. 6
    固定カメラで
    成立するか確認する

    固定した状態で構図が成立しているか確認

  7. 7
    必要な場合だけ
    カメラを動かす

    動かす理由と、
    動き始めるタイミングを決める座学 09カメラアニメーション

02 / よくある失敗

よくある失敗

カメラが常に動いている

カメラを動かすことが目的になり、
キャラクターの演技が見えにくくなっている。

対処法

  • 動かす理由がない部分では、カメラを止める。
焦点距離を意識していない

画角だけを合わせるためにカメラ位置を調整し、
人物や背景が不自然に歪んでいる。

対処法

  • カメラ位置と焦点距離の両方を調整する。
キャラクターが画面の端で切れている

手や足が中途半端な位置で切れ、
意図のない構図になっている。

対処法

  • 関節付近での不自然な見切れを避け、
    ショットサイズを明確にする。
カメラがキャラクターに近すぎる

広角レンズで顔に近づきすぎ、
顔や身体が不自然に歪んでいる。

対処法

  • カメラを離し、焦点距離を大きくする。
見せたいものが分からない

人物、背景、アイテムが同じ強さで画面に入り、
観客がどこを見ればよいか分からない。

対処法

  • このショットの主役を1つ決め、
    構図、明るさ、動きなどで優先順位を作る。
    「何を見せる?」
アクションがカメラ外に出る

アニメーションを確認せずにカメラを作り、
重要なポーズや動きが画面外に出ている。

対処法

  • アニメーション全体を再生しながら、
    すべての重要なポーズを確認。
    「どう見せる?」
03 / チェック項目

カメラワーク作成チェック項目

演出意図

  • 何を伝えたいショットなのか
  • 狙った印象が画面から伝わるか
  • カメラを選んだ理由を説明できるか

見やすさ

  • 主役が明確か
  • 重要なポーズが見えるか
  • シルエットが読みやすいか
  • 背景が邪魔をしていないか

構図

  • ヘッドルームは適切か
  • ルックルームは適切か
  • 画面内の余白に意図があるか
  • 不自然な見切れがないか

レンズ

  • 焦点距離が演出に合っているか
  • 人物が不自然に歪んでいないか
  • 背景との距離感が適切か

カメラアニメーション

  • 動かす必要があるか
  • 加速と減速が適切か
  • キャラクターの演技を邪魔していないか
  • 動き始めと停止のタイミングに意図があるか

カメラワークで重要なのは、
技法の名前を覚えることではない。
ショットの目的に合わせて
適切なカメラを選ぶこと。