タイミングを学べる
振り向く速さによって感情が変わる。
速い振り向きなら、
「驚き」「危険」「焦り」「反射的な反応」に見える。
遅い振り向きなら、
「警戒」「疑い」「面倒」「余裕」「恐怖」などに
見える可能性がある。座学 03タイミング
つまり、同じ動作でも、
タイミングによって意味が変わる
というアニメーションの基本を学べる。
+9の授業 / 演習 04
振り向きモーションとは?
現在向いている方向から別の方向へ
注意・視線・身体を移す動作のこと。
重要なのは、「単に身体を回転させること」ではない。
これらは、最終的なポーズが同じでも、
アニメーションのニュアンスはまったく違う。
振り向きは、
「キャラクターが、何を感じ、
何を考え、どう反応したかを
身体で表現する動作」
と説明できる。
なぜ振り向きを課題にする?
振り向きモーションには、
キャラクターアニメーションに必要な基礎が
非常に多く含まれる。
タイミングを学べる
振り向く速さによって感情が変わる。
速い振り向きなら、
「驚き」「危険」「焦り」「反射的な反応」に見える。
遅い振り向きなら、
「警戒」「疑い」「面倒」「余裕」「恐怖」などに
見える可能性がある。座学 03タイミング
つまり、同じ動作でも、
タイミングによって意味が変わる
というアニメーションの基本を学べる。
身体の連動を学べる
人間は基本的に、身体全体を一斉に回転させない。
たとえば自然な振り向きでは、
目 → 頭 → 胸・腰
(胸と腰は一緒に、腰は少し弱く)
のように順番に動くことがある。
逆に、何かに驚いた場合、
頭 → 胸 → 腰がほぼ一気に動くこともある。
この「部位ごとの時間差」が、
オーバーラップやフォロースルーなどの
アニメーションの考え方に繋がる。
座学 03フォロースルー・オーバーラップ
ポーズから考える
陥りやすいのが、
「フレーム1から順番に動きを付けていく」
という作り方。
しかし振り向きではまず、
重要なポーズを決めることが大切(ポーズトゥポーズ)。
座学 01制作工程
などを考える。
特に重要なのは、
最初のポーズと最後のポーズだけではなく、
「途中の形」。
途中のシルエットが悪いと、動きが分かりにくくなる。
課題
個性を加えた
振り向きモーションをつくる。
よくある失敗
頭・胸・腰が同時に動く。
→ ロボットっぽく見える。
最初から最後まで同じ速度。
→ 機械的に見える。
上半身だけ180度回る。
→ 身体構造的に不自然。
振り向いた瞬間に全パーツが停止。
→ エネルギーが突然消える。
単純に、「0F:前 30F:後ろ」という動きになる。
→ 技術的には動いているが、演技になっていない。